キーワードは 『普段も使える』 『ムダなく使える』 『誰でも使える』
令和6年能登半島地震であらためてわかった「課題は繰り返す」ということ
2024年1月1日、石川県能登地方で震度7の大地震が発生。津波、地震火災、停電、断水、孤立集落、要配慮者の避難、極寒の避難所生活、トイレ問題、災害関連死、ゴミ問題、進まない復旧、復興など、「課題は繰り返す」ということを目の当たりにしました。「公助」には限界があり、自分や家族は自分で守る「自助」の大切さをあらためて認識することとなりました。自助あればこその「共助」「公助」です。
なぜ課題は繰り返すのか?
日本では毎年のように大きな災害が発生し、そのたびに「防災・減災」の大切さを再認識させられます。それでも日々の生活や事業活動の中でいつのまにか防災意識は薄れていき、いつのまにか「自分は大丈夫」と考えてしまいます。自分の住む街もいつか災害が起きるかもしれないと考えているはずにも関わらず、災害が発生するたびにいつも課題が繰り返されるのはなぜでしょう。行政のせいではありません。個人や企業が防災に対して「行政がやってくれる」「備えてもムダ」「予算がもったいない」と考え、無関心となってしまうからです。
キーワードは 『普段も使える』『ムダなく使える』『誰でも使える』
防災には明確な課題があり、その課題を解決するためのさまざまな製品・サービスが存在しています。それならば、製品・サービスが多く売れることで今よりもっと課題が解決され、防災力は一層高まるはずです。そして、製品が売れることで企業が儲かり、さらにもっといい製品・サービスが生まれていくことでしょう。売れるためには、普段の生活の中で無関心となりがちな防災のイメージを転換させる必要があります。キーワードは『普段も使える』『ムダなく使える』『誰でも使える』こと。いざという時に役に立つことはもちろん、普段の暮らしの中でも使えて自然と防災があたりまえになることで、日本の防災はさらに強化されていくのです。
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